中國四大仏教聖地の一つ安徽省九華山は、九月一日から三十日にかけて第三十回九華山伝統的な縁日を催す。
今回の縁日は「大願文化を悟る?仏國神韻を味わう」をテーマにして様々なイベントを行う。縁日期間、誦経法、地蔵法、水陸法、お盆、拝懺法、華厳法、普仏法など伝統的な仏教行事を行うほか、九華観光美食祭り、龍燈祭りなど観光と娯楽をテーマにする活動もたくさんある。その際、「十城市民」という縁日への直行バスも開通する予定である。
また、九華山管理委員會と九華山仏教協會の協力により、九華山大願文化園は縁日期間に運営し始まる。中に、中國大陸で最大、高さ99メートルの地蔵菩薩の銅像と、直徑99メートルで世界最大の仏光池は一番の見所であろう。
1000年近くの歴史を持つ九華山縁日は國家非物質文化遺産リストに記入されている。九華山縁日は地蔵法とも言う。紀元794年舊暦7月30日に新羅國（現在の韓國）の高僧金喬覚は九華山で園寂悟道し、金地蔵と稱される。その後、毎年7月30日前後になると、九華山の僧人と俗人は自発的に記念の法會を行うようになった。