茂陵

漢の武帝劉徹の陵墓。壯大な陵墓である。副葬品もとても豊富である。茂陵は西安から約45キロの渭北高原の興平原に位置する。陵墓の高さ47m、陵の周囲は916mで、敷地の面積は5400平方mある。陵は錐形をしていて、厳やかな安定感が感じられる。茂陵のまわりには約20の陪塚が點在している。これらの陪塚は方形、円形、山形の三種類に分けられ、李夫人、衛青、霍去病、霍光などの皇族や功績のあった大臣の墓がある。當時、漢代の埋葬制度に従って、茂陵の東南の辺りに町を造った?,F在でもこの付近には幾何學模様と青龍、白虎、朱雀、玄武のついた蕓術的に高い価値がある「空洞煉瓦」などが出土されているが、昔の建物はひとつも発見されていない。